にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

キャメロットを覆う影(Shadows over Camelot)

プレイヤーはそれぞれ、特殊な能力を持った円卓の騎士となって協力し合い、世界を覆う悪と戦うゲームです。
アーサー王にはプレイヤー間での手札交換能力、ケイ卿には戦闘手札追加能力、とそれぞれの持つ能力は個性的で、全員の得意分野を生かすことで有利に戦いを進めることができるのです。ただし、このゲームの一番面白いポイントとして、プレイヤーの中に一人、裏切り者がいる可能性があるのです。
ボード上には様々な、かつ独立した複数のクエストが進行していきます。それらのクエストで負ければ悪の勢力が、勝てば円卓の騎士の勢力が増加します。最終的に円卓の騎士の勢力が過半数を超えればプレイヤー達である円卓の騎士の勝ち、悪の勢力が過半数を超えればプレイヤー達の負け&裏切り者の勝ち、となります。

プレイ人数にもよりますが、バランスがかなり厳しく常にギリギリの状態で戦わねばなりません。しかしそれだけ、協力プレイの楽しさが体感できるように思います。

プレイヤーが協力して悪と立ち向かう、という構図がTRPGと共通するところがあって、少なくとも我が家のゲーム会を見ている限り、私も含めTRPG経験者はこのゲームをかなり気に入る傾向にあるように思います。