にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

2010ゲームマーケット出品:源平闘札

ということで貼箱の記事の写真にちょこちょこ出ていたカードゲーム「源平闘札」のご紹介もさせていただきます。


『源平闘札』は、平安末期の源平合戦を題材にした、二人用のカードゲームです。
プレイヤーはそれぞれ源氏と平氏の棟梁となり、東国や西国の武士団、寺社勢力、貴族、法皇派を味方につけ、次の時代の実権を狙います。


OKAZU Brandが得意とする、手番が固定でなく前手番での自分の行動に左右される、運要素が殆どないゲームです。
とはいえルールが複雑すぎることはないので、ほいほいプレイすることができますが、だんだん進んでいくと「……まてよ?」とそれまで考えなしに出してしまった自分のそれまでの手番を大きく後悔することになるかもしれません。

プレイ時間は30分程度となっていますが、プレイヤー次第では長考の末1時間程かかったこともありました。
じっくりと思考を闘わせたい方にぜひ手にとっていただきたいと思います。
ゲームマーケット2010において、HammerWorksブース(大型ブースI)で2,000円にて領布予定です。

ゲームマーケットまで一週間を切って絶賛修羅場中……!

5/25追記

製作者本人からの紹介文を付記します。

今日は、ゲームマーケットに出品する「源平闘札」を紹介します。

闘札となってますが、決してカードを見せ合って闘わせるものではありません。

プレイは非常に簡単。場にある勢力カードを取るだけです。場にある勢力カードはラウンドごとに枚数が決められています。
ただし、このゲーム、手番は交互にやっては来ません。今まで取った勢力カードに書かれた「権力ポイント」の合計が少ないほうが常に手番を行います。
「権力ポイント」が低い勢力カードのほうが、手番操作がしやすいのですが、得点が少ない欠点があります。
ここまで手番操作が必要なのは、場にある最後残り1枚の勢力カードを獲得したら高得点である「大合戦ボーナス」を獲得するのが勝利への近道だからです。

勢力カードは主に、「東国武士団」、「西国武士団」、「寺社勢力」、「貴族」、「法皇派」の5種類あり、
「東国武士団」、「西国武士団」、「寺社勢力」の3つは同種3枚揃えたり、相手より先になんでも3つ揃えると合戦に勝利し、ボーナスがもらえます。
「貴族」は取ると、三種の神器のうち1つを獲得できますが、神器カードは3枚しかないので、取り合いになります。
法皇派」は、その場ではあまりボーナスに絡んできませんが、ゲーム終了時に多数派となると、ボーナスがもらえます。

また、特殊な勢力カードに「源氏」「平氏」の棟梁カードがあり、場にある勢力カードの代わりに手札から出して取ることができます。
棟梁カードは重要な得点源であり、足かせです。「権力ポイント」が高く設定されており、非常に使いにくいが、使わないと得点にならないジレンマがあります。

このゲーム、ラウンドの最初に勢力カードを決められた枚数引く以外に、運の要素はほぼありません。
プレイ時間は、早いときには20分程度ですが、非常に悩ましいのか1時間かかったこともあります。
「人によっては一日かかる」と褒め言葉(?)をいただいたことも。

Hammer Works(大型ブース I)で予価2000円で販売します。