にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

作者へ贈る「デカスロン」チョコ

 「薔薇と髑髏」ケーキなど、毎年バレンタインにはアナログゲームをテーマにしたお菓子を作っているのですが、今年はなかなかネタが思い浮かばず……。

全く手前味噌になりますが、旦那さんがやっているOKAZU Brandのゲームから私が気に入ってるものを作ることにしました。
秋のゲームマーケットで新作として頒布させていただいた「デカスロン」、十種競技をモチーフにしたゲームだけあって、10種のルールの違うミニゲームを手札管理しながら次々とこなしていく簡単かつ勝負どころの判断が重要なカードゲームです。
鉄道テーマばかり作っている当サークルとしては珍しいスポーツテーマでしたが、多くの皆さまにお買い求め頂けたり、阿蘇山大噴火さんにテレビで取り上げて頂いたり、作り手としても多くの嬉しい思い出のあるゲームです。
(まだ現在ボードゲーム専門店 ゲームフィールド様、ボードウォーク様に取扱があるようですのでご興味がありましたら問い合わせていただけると!嬉しい!です!)

元々簡単なルールではありますが、ゲームに馴染みがない方にも導入が容易なように、親しみやすいイラストをと私も数回のデザイン変更を経て4種類のイヌがスポーツをするイラストを描きました。思い入れのあるキャラクターたちでもありましたので、そのイラストをチョコにしてみました。

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反転したイラストをクッキングシートの裏に貼付けて、チョコペンでなぞっていきます。しかしチョコレートは途中で固まったり色々で本当に扱いにくい……。

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今回、ルクエのデコペンを使いました。シリコン製で、中に割ったチョコを入れてチンすると中のチョコが溶けて、ノズルを付け替えればチョコで絵が描けるという夢の調理器具……!

 ……のはずなのですが。
容器には当然空気もたくさん入るので、押し出しを上手くしないと「ビチビチッ」っと空気の混じった飛沫が出てきてしまうので、細かい描画は期待ほどできませんでした。
また、チョコレートを電子レンジで溶かす荒技はやはり温度が上がりすぎてしまうのか、容器の中でチョコレートが粉状にボロボロになってしまうことがありました(よく混ぜると液状に戻ります)。
ただまあざくざくーっとチョコを溶かして型に入れたり、本来の使い方である「バターやハーブなどの材料を入れてチンして振るだけでソースができて、ノズルをつけてそのまま料理の上にふりかける」には手軽でよい道具だと思います。

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ということで出来上がった竹串付きチョコをマドレーヌに刺してできあがりです。
マドレーヌはこちらの「ホットケーキミックスで簡単マドレーヌ」のレシピで。これ、思い立ったら簡単に作れますし美味しいしでオススメです(現在私は栄養士の指導のもと期間を区切って糖質制限をしているのですが、糖質制限用のホットケーキミックスとラカントを使うと私でも食べれるマドレーヌが作れるので本当に重宝しています)。

 

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ということで無事に作者の手に渡りました。
今年も楽しくて悩ましいゲームをたくさん作ってください。
そしてまたエッセンに連れて行ってください(切実)