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にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

Essen Spiel 2015 ブース設営日

ドイツ到着二日目、今日はブースを設営したり、船便であらかじめ送ってあった荷物を受け取って販売する商品を準備する日です。

前日あれほど疲労困憊の上遅くまでブログを書いたり写真を読み込んだりしていたのに、朝の5時には目が覚めてしまいました。
やはり時差ぼけがあるようです……。
それもまあ今日明日と忙しくしているうちに嫌でも眠れるようになると思います!

 

いつもSpiel会期中楽しみにしているのが、宿泊しているホテルBredeneyの朝食です。
ブッフェ形式で好きなものが取れるのですが、いかにもドイツと言った感じでチーズも肉も種類が豊富でとてもおいしいです。

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今日のレアアイテム、チョコレートブラウニーとナッツとハチミツのしっとりずっしりしたケーキ。早朝一番に行くと普段ないちょっと特別なものがあることが多いので、時差ぼけの早起きとはいえ得をしました!

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いろんなソーセージや肉料理も朝からがっつり食べられます。
その分生野菜は少ないのでキュウリとトマトを多めに食べるようにしています……。

 

さすが朝一番はメニューが豊富だね、などと思っていると、よく見知った方に声をかけてもらいました。
アメリカAEG社のジョン・ジンザー社長です。
OKAZU brandとして頒布した同人アナログゲームTRAINSをエッセンで見出して出版してくださって、アメリカでOrigins賞を取るまでのゲームに育ててくださった会社です。その他にもパトロナイズやセイルトゥインディアも出版してくださいましたし、なんといってもカナイセイジさんのラブレターをはじめとして大変ヤポンブランドと強く結びつきのある会社なのです。
ジョン社長は、先日エッセンをゴールとして世界を周遊する旅の途中で日本にもいらっしゃっていて、ヤポンブランドの面々で歓迎ゲーム会を行なったばかりでした。
再会を喜んで握手をして、さて英語でなんて挨拶をしたらいいんだろう、と言葉を探していると、ジョン社長が「一緒に朝食をとっていい?」と言ってくださるではないですか!
席にご一緒して、Facebookで読みかじったジョン社長の旅のルートを思いだしてあの国はどうだった、この国の料理はどうだった、と頑張って質問したり、AEGの次の新作のヒントを聞いたり、お互いD&Dプレイヤーであることを告白したり、とにかく私のたどたどしい英語に根気強く付き合って会話をしてくださいました。

ジョン社長はコーヒーを一杯だけと、小さいパンを食べただけで、「あとでまた来るから今はこれだけ」と言って席を立ちましたが、あとから思えば食堂に入る私たちの姿を見て朝食を食べるタイミングでもないのに追いかけて声をかけてくださったのかなあ、ととても嬉しくなりました。

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嬉しかったけど緊張で味があんまり分からなかったですね!

その後もゆっくり朝食をとっていると、他のメンバーも集まってきてテーブルで作戦会議です。
その日やることを共有して、会場に向かう時間なども調整して。
しかしもう荷物が届いているという報せがあったので、ばたばたと会場に向かいます。
とはいえ会場で配るパンフレットの、数十キロにもなる束をみんなでスーツケースや台車に乗せてタクシーに分乗しての大移動となったのですが……。

 

ブース前に着くともう日本からの荷物の山!

f:id:ryo_nyamo:20151006090550j:plainこれが届かないと何の作業もできないので本当に嬉しい!

f:id:ryo_nyamo:20151006091925j:plain荷物をパレットから下ろしていると早速見知った顔がブースのそばを通りがかります。左上の赤いシャツの人、世界的に有名なボードゲームレビューサイトDice towerの代表Tom Vaselです。

エッセン前にサンプル品を送って、レビューしてもらったおかげで予約数にも良い影響がありました。ゲームデザイナーたちはこのチャンスにとお礼と、名刺交換などをしていました。

こういう感じで、いろいろな国のいろいろに有名な人や知人友人が通りすがっては挨拶する、というのが繰り返されていきますし、醍醐味でもあります。

しかし今日はやることが本当に多く、各人協力して作業に当たらないと終わる見込みがないほどです。
持っていくのは日本のゲームなので、ボランティアで翻訳していただいた英語、フランス語、ドイツ語のマニュアルを原則封入して販売するのですが、船便出発までに間に合わなかったものは今日の段階で貼付しなければなりません。これが数タイトルに及び、しかも1タイトルあたり数十〜数百個あるのですから莫大な作業量になります。

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みんなでできるだけ効率の良い方法を考えて、どんどん作業が加速していきます。


その結果ここまでの域に達してものすごいスピードで作業を進めていましたw

毎年この作業はついて回るのですが、全員でひとつのことを考え、実行し、単純作業しながらお喋りをするこのプロセスで、一体感というか、心が許せるようになるというか、なんだか信頼関係が構築されていくのが毎年不思議で楽しいのです。仕上げに携わることで、自分の作品だけでなく、一緒に行っているデザイナーの作品にも愛着をもって会期中インストしたり販売したりできますしね!

特に今年はこの作業がとても効果的で楽しく、終始笑いも絶えず、一体感のあるものでした……このまま上手くいきそうな予感です!

 

ぶっ続けで集中力も体力も使っていたので、息抜きに、昼食を買いに去年初めて行ったリッテンシャイダー通りのスーパーへ散歩に行きました。

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雨があがったばかりで気持ちの良いお天気でした。そんなに寒くもなく、上着を着ていると少し汗をかいてしまうくらい。
いかにもドイツといった風景に嬉しくなってしまい、おのぼりさんのように(おのぼりさんです)数歩歩くたびに何かしらの写真を撮っていました。

f:id:ryo_nyamo:20151006130407j:plainなんだか標識までかわいい。

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あじさい!
ピンクのはっきりした感じが印象的でした。

f:id:ryo_nyamo:20151006130216j:plain道のそこかしこに落ちていた謎のイガイガ。踏むとぐにゃぐにゃでしたがその中身は……

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栗でした!

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生垣にたくさんベリー類が植わっていたのが目新しかったです。

 

ブースに戻り、買ったドーナツやパンを食べて作業再開です。
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今年で10年目のかなり年季の入ったヤポンブランドの横断幕と、出来立てのミニマルゲームズの横断幕。生地の感じに歴史を感じますね……。

f:id:ryo_nyamo:20151006222750j:plain什器も到着し、棚にどんどんゲームを乗せていきます。
作品数も一点あたりの数量も増えてきました。どれもがデザイナーさん達が自信を持って腹をいためてEssen Spielまで出品した作品ですから、どれも良い結果を残してほしいと思います。

まだまだ準備は万全と言えませんが、20時までに会場をでなければなりません。毎年準備に手間取って時間をオーバーしてしまうヤポンブランドブースには、すっかりマークされているのか、係員の人がブースの前で睨みを利かせて「時間内に帰れ」という重圧をかけてきます……。
なので、棚に布をかけて目隠しにして急いで撤収です。

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夕方くらいには全員体力の限界を迎え、自分も周りも何を言っているかわからない状態になっていました……よね。私もそうでした、今年もそうです、毎年そうです。本当にお疲れさまでした。よく休んで明日以降の会期内、本当に大変な忙しさに備えましょう!

今日はホテルに戻って、夕食をどこかに食べに行く余力もないので、ホテルのレストランで毎年おなじみのオリジナルバーガーとノンアルコールビールで済ませました。毎年食べたくなる好物のひとつですよ!

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それではまた明日。
明日はプレスデー、一般の人は入れない取材向けの日で金銭の取引も禁止されているので販売などはありませんが、私たちのブースでは事前に予約した人への引き渡しがあるので早速お客様への対応がはじまります!