にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

ゲームマーケット無事終了、の手帳

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ゲームマーケット2011Aに出展してきました。

今回OKAZU brandとしては新作2作、再版2作と大変ボリューム豊かなラインナップになってしまいました。

当初は18xx風トリックテイキング「Trick of the Rails」だけ作って、あとはテストプレイなどでのんびりするつもりだったのです。
しかし私たちが全く予想していなかった出来事として、ソンタナオリジナルゲームコンテストにOKAZU brand作「9Tours」が優勝してしまいまして。
時期も時期なので急遽作成してゲムマに間に合わせ、タイの洪水被害に少しでも行動しなくちゃ、と旦那さんは権利関係をクリアした写真の収集、私は組版に血眼になりました。
更に国内外からいろいろなリクエストがあり「ひも電」「ひも電輸送編」の再版も作成することになりました。

同人誌の再版とちがって、同人ボードゲームコンポーネント類をすべて自分で箱に詰めていかないといけないので(ちょっと前まで箱も自分で作ってたし!)、ゲムマ前の数週間は本当に丁合地獄でしたし、ご友人の皆さんのご好意で作業を手伝っていただいたり。

嵐のような数週間でした……。

 

初めての秋のゲームマーケットは、かつてないほどの盛況を見せ、ブース参加側も初めてのことづくしでした。

私たちはお手伝いしてくださる仲間が比較的多数ブースに張り付いていてくれた状態だったにも関わらず、客足が途絶えることがなかったために昼食休憩など取ることもできませんでした。うちが売れまくりとかそういうことではなく、全体的に人出の波が引かなかったということですよ!
少人数でやってるサークルさんは大変だったのではないでしょうか。

あと、数年前なら、
「これトリックテイキング?マストフォロー?トリックアボイダンス?ああなるほどだいたい分かった」
みたいなボードゲーム歴の長い方が多かったのですが(↑私も何言ってるかよくわからない)、試遊卓にはり付いてくださったちかすずさんによると、今年は「トリックテイキング」と言ってもご存知ない方が6割がただったのだそうです。
ライトゲーマーが多くいらっしゃったというのはブースに立っていても、女性だけのグループやカップル、学生さんなどが多く見られたことでなんとなく実感できました。
しかし皆さん、積極的に試遊を申し込んでくださったり、一生懸命説明を聞いてくださったりと、楽しもうという姿勢の強い方が多くて制作側としてもとても刺激的で楽しい雰囲気であったことは間違いありません。

あとはブースの近くで企業ブースがトーナメントとか賑やかにいろいろやっていたので呼び込みはちょっと辛かったですね。
旦那さんは開始30分で喉を嗄らしてしまっていたのでもう少し対策を練っていただかないと。
賑やかで会場全体は活気づいたし、それによるお子さんの集客もありましたけれど、近くのプレイスペースは会話で意思相通できなくてきつそうでした。

なんだか必死になっていて気がついたら閉場の時間になっていたという感じで、自分の趣味であるTRPG系を回ったり某グループSを覗いて憧れのY先生を眺めたり、Twitterでお世話になっている皆さんにご挨拶に行ったりということがとてもできませんでした。旦那さんも掘り出し物を探せずにいたようです。

そんな中ブースまでわざわざご挨拶に来てくださった皆様には本当に感謝です!
久々にお会いする方も多くて嬉しかったです!
差し入れもありがとうございました!えいべせんせい、セバスさん、ヴィレドラさん、おいしかったですよー!