ゲームマーケットで得られた教訓
作る側として旦那氏の手伝いをして数年。毎年、反省点やTipsを得て少しずつ改善を目指しています。
最近、ボードゲームの自作に挑戦する方を身の回りでも散見するようになりましたので、私が経験した失敗を少しでも伝えたらなーと思います。飽くまでコンポーネント制作&売り子としての視点でです(システム的なことはよく分かりませんw)
上の四コマとも重複しますが、
- 箱のサイズは控えめに
- 購入する方が持って帰るときの負担に、また収納する際にも負担に。ゲームの内容がどんなに良くても敬遠されて買われないのでは意味がありません……。売れ残って在庫を抱えることになった時にも、これは結構深刻な問題となります。
- トナー代(インク代)も馬鹿にならない
- 自分の家の機材で印刷する場合、結構見落としがちなのがトナー代。。濃い色でカードをデザインして泣きを見ました。ただし、出力センターや印刷屋さんで印刷する場合はこの限りではありません。
- 箱の側面にもタイトルを明記
- 即売会で積んだときにお客様から見にくい……だけでなく、購入した方が収納した際にも横から見えた方がすぐ何のゲームか分かりやすい方が便利だしお蔵入りになりにくいのでは。
- 即売会では見本品とサンプルの説明書を別個に用意
- イベントによっては試遊スペースなどで実際にコンポーネントに触れて頂けることもありますが、そうでない場合や試遊する時間がない場合など、商品の中身を見たがるお客様も多数います。またもちろんその場でルールの説明も売り側としてしますが、実際自分で説明書を読みたがるお客様もいます。そのために「見本」「サンプル」と明示した商品や説明書のサンプルがあると便利です。実際、売り物を勝手に開封しちゃうお客様や、サンプルのつもりで渡した説明書を持って帰ってしまうお客様にも遭遇しました……明示していなかったサークル側にも非はあったのでしょう。心を込めて作った作品ですから、お互い齟齬のないように気持ちよくご紹介したいものです。
今年は私たちもゲームマーケット直前に色々多忙なこともあり、印刷は近所の出力センターで行なうことにしました。
私の会社にも業務用のレーザープリンタがあるので、自分の会社で印刷してしまおうと思っていたのですが、社長が提示してきた一枚あたりの値段(これでも某大手出力センターの半額以下)よりも、その外部の出力センターの方が安かったので手間も省けるし任せてしまおう、とw
出力に適うPDFなりAIなりのデータを用意できるのであれば、人的コストを考えても全然お得な感じです。。とにかく検索してみるもんです。
ということで、「ナナホシ」のカードとついたてがこんな感じになりました。
出力センターに任せてしまうなら濃色でも淡色でも料金に変わりはありません、むしろ濃色の方が仕上がりが綺麗だったりします。満足満足〜。