にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

2013エッセン、0日目

Essenに着いて3日目の朝。
23日はプレスデーです。この日に設営するブースも多くて、とにかくばたばたとする日です。
 
今日は朝から小雨まじりで、朝の散歩にホテルから会場まで歩くつもりだったのですが、例のごとくタクシーで会場まで移動しました。
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会場周辺では毎年同様、こんなポスターがどこにいても目がつきます。
これを見るとエッセンシュピールに来たなあ、という感じがします。
 
今日は、あくまでプレスデーなので物品の販売は禁止されています。
ヤポンブランドでも、BGGであらかじめ受け付けてPayPalなどで金銭のやり取りは既にすませておいたプレオーダーの引き渡しのみ行ないながら、かたわらで設営の続きや各国語対応のカードテキストシールを貼ったりといった作業を進めました。
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周りのブースも今日慌てて設営を進めていたので、休憩でブースの外に散歩に出る度に風景が変わっていきます。
圧巻だったのはLove Letter(と私たちが作ったTRAINS)のドイツ語版を販売するペガサスシュピーレです!
 
プレスしか入れない招待者ルームには、Love Letterのお姫さまと王宮の食卓が!

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Love Letter作者のカナイセイジ氏とお姫様。

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お姫様に囲まれるカナイセイジ氏。

いやーどれだけペガサスシュピーレが注力しているかというのが伝わってきますね!

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あと何を間違ったかペガサスシュピーレとの商談の場に同席してしまったのですが(そういう人たちに着いて遊びにいったら帰りそびれてビジネスの話になっていた)、商談用の個室が全部ラブレターのカード番号で識別されていたり、ラブレターの宣伝ポスターが貼ってあってもうひたすらラブレター空間でした。

 

ついでに、ばかでっかいペガサスシュピーレのブースには、山のようなドイツ語版TRAINSが到着していました。

日本のゲームマーケットに出品していた同人アナログゲームが、ドイツの、しかもEssen Spielにこうして出品されているというのは本当に感無量でした。
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自分涙いいすか。
 
その後もブースでは、閉場までテストプレイをしたいというお客様でにぎわい続けていました。
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あと、私はレジに座って予約対応のお手伝いをしていたのですが、かわいいおじさんがいらっしゃって、
「予約してたの取りにきました」
「ありがとうございます、お名前伺ってもいいですか?」
「ブルーノ・フェドゥッティです」
操り人形の作者!!!!!!
ということがあったり、緑の髪の目立つ人がうろうろしているので追いかけて写真を撮ってもらったりしました。
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フリーデマン・フリーゼ、電力会社とかラクラク大統領になる方法とか、かなり有名な(特徴的な見た目も合わせて)ゲームデザイナーです。
ワレスとすれちがったり、本当に普通にゲームデザイナーがうろうろしている空間です。
 
 そうして一日目を無事終了し、ホテルに帰った後はAEGのメンバーとお食事&作品のプレゼン大会です。彼らは日本のゲームを高く評価してくださっていて、いつもよい作品がないか探しています。
しかし「僕らはゲームの優れたインキュベーターとしての日本を高く評価している」というAEG社長の言葉を「日本はアナログゲームキュウべぇなんだよ、僕と契約してボードゲームデザイナーになってよ!」と流暢な日本語で訳すシモン(スウェーデン人)。

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そんなよくわからない空気の中、みんながんばって自分のゲームをアピールしました!
その後はホテルがゲーム部屋として解放している広間へ移動して、日本から持っていったゲームを実際にプレイしてもらいました。

f:id:ryo_nyamo:20131024055300j:plainAEGメンバーにタマゴリッチ!を説明する作者の佐藤さん。

 

f:id:ryo_nyamo:20131024055205j:plainわー同じ部屋の全然関係ない卓でTRAINSやってる!うれしい!

こんな感じで夜は更けていきました。

まだちょっと時差ぼけが治らず、一足先にお部屋に帰らせていただいて写真を整理して夜の0時半。今日はこのあたりで寝ようと思います。おやすみなさい!