にゃもり分室900強

気がついたときだけ何か。

ひも電ルール再確認のお知らせ

ゲームマーケットが終わってからすっかり気が抜けてしまいました。仕事と寝る時間以外ほとんどを制作の手伝いに費やすというのは健康的ではありませんね。
創作ボードゲームのテストプレイだけではなく、市販ゲームもこれからどんどんプレイしていかないと!

さて、大変ご好評を頂き、おかげさまで完売した「ひも電」ですが、様々な所でUPして頂いているプレイ画像を拝見したところ、ルールが正確に把握されていないのでは?と思わされる配置が見られました。面白さ半減ですぜ旦那。
最も伝達の正確さを要求されるマニュアルを、ゲームマーケット一週間前に慌てて作ったせいなのかもしれませんが……大変申し訳ないことです。
Tips:マニュアルは最初に作ろう。色んな人に見せて理解できるか添削してもらう。

ということで、間違えやすいルールの確認をさせていただきたいと思います。


●あんなに大きなフィールドを置けるテーブルがないぜ
床でもいいですよw
というのは冗談として、最初にやるぶんには白い印を角とした正方形のフィールドでやって頂くのがバランス的にもいいと思うのですが、テーブルに乗るように長方形やら楕円形やら台形やら適宜変形して置いて頂いて構いません(ゲームマーケットでのデモプレイでも長方形フィールドでプレイして頂きましたしね)。


●1番手が超不利じゃね
1番手の人だけ、最初の手番に、駅カードを1枚余分に引くことができます。マニュアルにも明記したのですが、ちょっと書く順番が悪かったかもしれません……。
これによって、不利どころか結構1〜2番手あたりの勝率が(ry


●会社数制限って何よ
会社数=色数なので、その駅に一回でも乗り入れれば同じプレイヤーは何回でもその駅に乗り入れられますよ(点数は入らないけど)。
3社制限=3本しか紐が置けない....ではありません。3色なら何本でもOKということです。


●紐が交差したら必ず減点じゃないの
駅構内(駅カードの上)では、何回交差しようと減点はありません。このルールを見逃していると相当ゲーム性が変わってしまいますので...。


●山地って観光地駅のためだけの存在かよ
観光地駅以外も山地の中に置けます。山地の上に大都市が発展することだってありますって。


●引きゲーじゃね
最後に乗換駅を引いちゃったりとか、どうしようもない部分もありますがw
前の手番の人の引きにも影響されますしね。
他人の駅を利用することや、発展しているゾーンに早期に割り込むことも考えると面白いですよー。


●電車の路線がこんなぐにゃぐにゃに発展するわけねーじゃん
ちょwまwwwま、まあ、身も蓋もないですが...。
とはいえ少々でも東京付近の鉄道地図をご覧下さい。おもしろいですよ。

日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)

日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)


ともあれ、本当に多くの方々に遊んで頂けて作者も大変喜んでおります!
ひも電、いまのところ増産の見込みがありません。購入して頂いた方はお分かりと思いますが、ひもは全て端をテープで巻いてから切ったり、結んだりと作成に大変手間がかかるからです。huusenさんにお手伝い頂いたり、作者に至っては通常一生に一度であろう一週間の慶事休暇を紐を切ることに全て費やしたりと、相当生産性を考えないで制作してしまったゲームでもあります。
とはいえ、ひもゲームという新たな可能性が見えたため、さらに改良を加えたゲームが作れれば(そしてその際には生産の労力とコストを下げて出来るだけ安価にお譲りできるように)とも思っています。

ご購入くださった皆様、テストプレイにご協力頂いた皆様全員に感謝申し上げます。